インストール

 まずはFedoraCore3(フェドーラコア3)を準備します。ダウンロードサイトからCD/DVDイメージ(FC3-i386-disc1.iso〜FC3-i386-disc4.iso/FC3-i386-DVD.iso)をダウンロードしてきてCD/DVDに焼くか、書籍などの付録でついているものでも構いません。

 次にサーバ機のBIOSの設定をCD-ROMから起動出来るようにし、メディアをドライブにセットしてから起動します。するとインストーラが起動されますので、Enterキーを押してインストールを開始します。Enterを押した後、インストーラーが勝手に再起動させてしまう様な場合は「linux nofb」と入力し、Enterキーを押すと良いようです。

◆メディアチェック
 まず準備したメディアが正規の物であるかテスト出来ますので、そのメディアが初めて使う物であるならばテストした方がいいでしょう。「OK」を選びテストしてください。2度目行こうに使う場合は「Skip」で飛ばして構いません。同様にディスク2〜4までテストしてください。

◆XWindowSystemの起動
 GUIにて「Welcom to Fedora Core」の画面が表示されますので、ここは「Next」を選び次へ進みます。

◆言語選択
 インストールする言語を選択出来るので「Japanese(日本語)」を選択し、次へ進みます。

◆キーボード設定
 使用しているキーボードを選択します。「Japanese」で問題ないでしょう。

◆モニターの設定
 一覧の中から使用しているモニタを選択してください。もし一覧に無い場合は[「Generic LCD Display」(液晶)か「Generic CRT Display」の解像度の合うものを選択すれば良いでしょう。

◆アップグレードの検証
 すでにFC3がインストールされていたり、以前のFCがインストールされている場合はアップグレードなのか新規にインストールするのか確認されます。

◆インストールの種類
 「サーバー」を選びます。

◆ディスクパーティションの設定
 よく分からない場合は「自動パーティション設定」で良いでしょう。
 「システムの全てのパーテーションを削除」した方が無難です。

◆ディスクの設定/ブートローダの設定
 次へ進んでください。

◆ネットワークの設定/ファイアウォール設定
 ルータ経由でネットに繋いでいるため、ホスト名は「DHCP経由〜」とし、「ファイアウォールなし」とします。
 これは前準備にてルータによるファイアウォールを有効にしていることが前提です。サーバ機にもファイアウォールを設定すればセキュリティは向上しますが、ソレについては後日サービスの運用に入る前に設定していきたいと思います。
 SELinxの設定を[無効]にしてください。

◆追加の言語サポート
 特に必要ないので次へ進みます。

◆タイムゾーンの選択
 一覧か世界地図から「アジア/東京」を選択してください。

◆Rootパスワードを設定
 Rootパスワードを入力します。この時、固有名詞や連続した文字など、判別しやすい文字は避けてください。確認用に下の欄にも同じものを入力して次へ進みます。

◆パッケージグループの選択
 「開発ツール」のみチェックして他は全てチェックをはずします。必要に応じて後日サービスの追加を行ったほうが良いでしょう。無駄にインストールする事はセキュリティ上好ましくありません。慣れてきたら、予め運用予定のサービスを一緒にインストールしておいても良いでしょう。

◆インストール準備完了
 次へ進みます。必要なインストールメディアウィンドウが表示されたら「続行」を押してください。

◆パッケージのインストール
 次のCDへの交換要求がくるので表示通りにCDを入れ替えます。

◆インストール完了
 再起動してください。再起動後、CUIでのlogin画面が表示されます。

初期設定

 インストールが終わったら、以下の設定を変更します。

◆一般ユーザ追加
 rootでログインして作業する事は危険です。全ての操作が可能な為、誤った操作を行った場合の被害が大きくなります。よって普段は一般ユーザでログインし、必要に応じてsuコマンドでrootになるようにしましょう。

 [root@localhost ~]# useradd ユーザ名
 [root@localhost ~]# passwd ユーザ名
 Changing password for user ユーザ名.
 New password: 設定するパスワードを応答する
 Retype new password: 確認のためもう一度パスワードを応答する

 パスワード応答後、以下のメッセージが表示されれば完了です。

 passwd: all authentication tokens updated successfully.

 一般ユーザからrootになる方法は以下の通りです。

 [user@localhost ~]$ su
 Password: rootパスワードの応答

 プロンプトが「#」になっていればスーパーユーザ(root)です。
 元に戻るには「exit」と入力する事で一般ユーザに戻れます。

 [root@localhost ~]# exit

 プロンプトが「$」になっていれば一般ユーザです。


◆文字化け対策
 デフォルトの文字コードをUTF-8からeucJPへ変更します。

 [root@localhost ~]# sed -i 's/UTF-8/eucJP/g' /etc/sysconfig/i18n

 デフォルトの文字コードが変更されたことを確認します。

 [root@localhost ~]# cat /etc/sysconfig/i18n
 LANG="ja_JP.eucJP"
 SUPPORTED="ja_JP.eucJP:ja_JP:ja"
 SYSFONT="latarcyrheb-sun16"


◆省電力モードの解除(APMの停止)
 現在稼働中のAPMを停止します。

 [root@localhost ~]# /etc/rc.d/init.d/apmd stop

 次にサーバ起動時にAPMが自動起動しないようにします。

 [root@localhost ~]# chkconfig apmd off
 [root@localhost ~]# chkconfig --list apmd
 apmd 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off

 2つめのコマンドで0〜6の全てがoffになっている事を確認してください。


◆rootになれるユーザの限定
 suでスーパーユーザーになれるユーザを限定します。
 /etc/groupを編集し、「wheel:x:10:root」行の最後に「,ユーザ名」を追加してください。

 [root@localhost ~]# vi /etc/group
 wheel:x:10:root,ユーザ名

 次に/etc/pam.d/suを編集し、「#auth required /lib/security/$ISA/pam_wheel.so use_uid」の「#」を削除してコメント解除します。

 [root@localhost ~]# vi /etc/pam.d/su

 auth required /lib/security/$ISA/pam_wheel.so use_uid

 最後に/etc/login.defsの最終行に「SU_WHEEL_ONLY yes」を追加します。

 [root@localhost ~]# echo "SU_WHEEL_ONLY yes" >> /etc/login.defs