PuTTYとは
Windows用のTelnet及びSSHクライアントです。現在ではSSH、中でもSSH2の使用が推奨されていますが、PuTTYはWindowsで使える代表的 なSSH2対応SSHクライアントの一つです。柔軟な設定が可能で、さらにソースコードも公開されていて、各種パッチを適用することができます。
PuTTYのインストール
- PuTTY: a free telnet/ssh clientからDownloadの中にある、putty-0.54-installer.exeをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブル・クリックしてインストールします。
- hdk の自作ソフトの紹介から「PuTTY で ISO 2022 による日本語入力・表示を可能にするパッチ/puttyjp.exe」をダウンロードします。ダウンロードしたputtykjbin.zipを、さきほどPuTTYをインストールしたフォルダ(初期値ではC:\Program Files\PuTTY)へ解凍します。
上記で保存したフォルダにPATHの設定をしておいたほうが便利です。
鍵生成
- puttygen.exeを実行します。
- Parametersの「SSH2 RSA」「SSH2 DSA」のどちらかを選択します。
- 「Generate」ボタンをクリックします。
- ウィンドウ上でランダムにマウスを動かしてください。キーが生成されます。
- 「Key commenct」にはホスト名にするなど、わかりやすい名前にしておきます。
- 「Key passphrase」にパスフレーズを入力します(パスフレーズとはパスワードのようなものですが、より長い文字列を指定できます)。同じく「Con firm passphrase」に同じパスフレーズを入力します。
- 「Save public key」ボタンをクリックして公開鍵を保存します。
- 「Save private key」ボタンをクリックして秘密鍵を保存します。
- OpenSSH形式の公開鍵が「Public key for pasting into OpenSSH authorized_key file」のボックスに表示されているものをコピーし、エディタへ貼り付けします。そして、これを「RSAならid_rsa.pub」「DSAならid_dsa.pub」という名前で保存します。この時、行の最後で改行しないようにしてください。
これで鍵生成は完了です。PuTTY Key Generatorのウィンドウを閉じてください。
公開鍵の転送
ネットワーク経由だと盗聴による鍵の不正入手をされる可能性があるので、できるならフロッピーで秘密鍵を抜き取るなどしたほうが無難です。
ここではpscpを利用して鍵の転送を行いますが、サーバ側の設定によってはできないこともありますのでその場合はftpやFD等で転送してください。pscpで転送する場合は次のようにします。pscpへのPATHが設定されていない場合、pscpはフルパスで指定してください。
WindowsのDosプロンプト(コマンド・プロンプト)を起動し、ファイルを転送します。以下の「USERNAME」「SERVER」はご自身の環境に合わせてください。鍵生成の時にDSAを指定したときはid_dsa.pubを転送します。
|
> pscp id_rsa.pub USERNAME@SERVER:id_rsa.pub
|
Linuxパスワードを聞かれるので入力するとファイルが転送されます。
サーバ側へ公開鍵を登録
.sshディレクトリの存在を確認します。
.sshディレクトリがない場合、次のようにして.sshディレクトリを作ります。
|
[user@linux ~]$ mkdir ~/.ssh
[user@linux ~]$ chmod 700 ~/.ssh
|
公開鍵を登録します。
|
[user@linux ~]$ cd ~/.ssh
[user@linux ~]$ cat ../id_rsa.pub >> authorized_keys
[user@linux ~]$ echo >> authorized_keys
[user@linux ~]$ chmod 600 authorized_keys
|
転送しておいたid_rsa.pubを削除します。
puttyjp.exeの設定
- カテゴリ「セッション」より、「ホスト名」にホスト名かIPアドレスを入力し、「プロトコル」はSSHを選択します。
- カテゴリ「接続」より、「自動ログインのユーザ名」にユーザ名を入力します。
- カテゴリ「接続」の「SSH」より、「プロトコルオプション」は2onlyを選択します。
- カテゴリ「接続」の「SSH」の「認証」より、「認証のためのプライベートキーファイル」に先ほど作った秘密鍵(.ppkファイル)を指定します。
- カテゴリ「セッション」より、「保存されたセッション」の上段の枠内に適当な名前を入力して「保存」をクリックします。
これで「保存されたセッション」の下段に登録された設定で接続できます。
また、作成した秘密鍵(.ppkファイル)をダブルクリックし、あらかじめパスフレーズを入力しておけばpageant.exeが常駐し、以降パスフレーズの入力が回避できます。
WinSCPについて
pscpを使うと暗号化されてファイル転送できますが、コマンドラインでしか使えません。そこで、PuTTYをインストールした後のファイル転送にはWinSCPを使うと便利です。
WinSCPはPuTTYと連携を取っているのでパスワードを登録しなければ秘密鍵の登録ができますし、pageant.exeが実行されていれば、パスフレーズ入力の必要もありません。
WinSCPのインストール手順は以下の通りです。
- WinSCP - Freeware SFTP and SCP client for WindowsからDownloadをクリックして「WinSCP 3.6.1 multilanguage installation package」をダウンロードします(これよりも最新版があれば、最新版をダウンロードしてください)。
- ダウンロードしたファイルをダブル・クリックしてインストールします。
使い方はFFFTPなどとほぼ同じようです。multilanguage版は日本語にも対応しています。